過去日記・映画メモ

►2008/06/10 22:27 

小さな悪の華小さな悪の華
(2008/02/20)
ルナール・デランカトリーヌ・ヴァジュネール

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小さな悪の華

自分用感想メモ(ネタバレあり)



DVDに主役の女の子インタビューがあるんですが時間の流れを感じました。
結構昔の映画なんですよね、わりとするっと世界観に入り込みました。

あらすじは全部知っていて見始めたんですが、それを知っていてもラストは衝撃だった。
詩を朗読する声が耳に心地よかったです。問題のシーンは幻想的というか儀式的で
逆に観客が演出だと思ってすぐに反応しないところがリアルだった。

見始めてまず、お屋敷のでかさに驚いた。
見終わってすぐに彼女たちの思いはきちんと周囲の大人たちに伝わったのかが気になった。
ただの逃避、と思われたらそれは悲しいけれど、逆に彼女たちでしかわからない世界だったのだから
他者の理解など求めていないのかもしれない。
牧童といい、エンストしたおっさんといい、ぎらついた眼が本気で怖かった。
怖い。あれは叫ぶよ。血走ってるよ。庭師も怖いよ。

女であることを自覚しそれを利用していながらも彼女たちはまだ少女だったんだなあと思った。
狙われるのがいつも金髪の子なんですが、これはあれかな。暗黙の役割というか
そういうのかな。姉妹配置というかリーダーシップをとるのが黒髪の子でより依存しているのが金髪の子な気が。
親の拘束が激しい、息がつまる感じは金髪の子のほうが激しくて黒髪の子の方が無関心にされているような気がした。ある年代の女の子って誰でも近しい友人に依存や擬似恋情じみた感情を持ったりすると思うんですが
そういうのとはまた違うのだろうなと思いながらも、ラスト間近で女性二人連れの観客が映るたび
彼女たちはこの年まで生きることを選ばなかったんだなあと思いました。

社会的に強い影響を与える、というのは見て納得。
確かになー感受性の強い時期に見てしまったら影響されそう。
悪魔に誓いとか、カトリックじゃない私でも衝撃だった。



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